水槽の大きさと水温変化
★入れ物の大きさでどれだけ環境(水温)の変化があるのだろうか?A: ぼくの60cm水槽(幅60×奥30×高46)ー水位10cm
・窓からおよそ80cmの床の上にあるー冬場は午後の2時間ほど日が差し込む
・住人☞イモリ二疋(冬休中)ーカワニナ大3-5疋ーヒメタニシ大2-3疋ーサカマキガイ多数
・ぼくが2015年4月12日に創り、すでに9カ月生きている
B: ぼくの20cm水槽(直径20cm円筒形)ー水位17cm
・窓辺の床からおよそ70cmほどの所にあるー午後は日当りが良くとても温かくなる
・住人☞レッドチェリーシュリンプ20疋ほどーカワニナ2疋ーサカマキガイ多数
・ぼくが2015年11月14日に[A]の水から創り、すでに1カ月以上生きている
C:人でなしの直径5cm瓶(ジャムの空き瓶)ー水位8cm
・レッドチェリーシュリンプ2疋(大小)
・ぼくが[B]の水を今日入れてみただけ
1月11日(晴れ)室内気温15℃
○ことの起こりー
小さなジャムの瓶に二疋のエビを入れてみた。
前に友達にあげたものが、同じような瓶に[B]の水を入れ、5疋のエビとガジュマルの挿し木をさした「とりあえず世界」だったのだが、「酸素はこのままで大丈夫なの?」と質問されて、「水面が狭いと酸素を取り込みにくくなるし、水が少ないと水温変化が激しくなるから、大きめの入れ物に移した方が良いよ。」と答えた時、ふと、「どれだけ環境の変化が激しくなるのか?」と思ったので実験してしまった。エビたちにひどいことをしたと恥ずかしく思っている…
①三つの水槽(?)の温度くらべをしてみる
この日の天気はうららかな小春日和で、気温は15℃ていどではあったけれども、お日様の光があたたかであった。
午前ー明るいが、日光は差し込んでいない
[A]15℃☞つねに気温と同じ、もしくは1℃低いくらい
[B]15℃☞エビどもは静かにしている
[C]15℃☞エビどもは静かにしている
午後ー日光がとてもよく差し込んでいる
[A]16℃☞ほとんど変わらない
[B]20℃☞5℃ほど上昇、エビどもはせわしく何かを喰い、良く動いている
[C]25℃☞10℃ほど上昇、彼らは底の方で静かにしている。大きい方はほとんど動かない。小さい方はしきりに手足を動かしているが、よくみると体に藻が生えている。
1月12日(曇り)室内気温10℃
きのうにくらべてひどく寒く感じられる。東京の一部では雪がちらついたらしい。
朝
[A]9℃☞変化なし
[B]9℃☞みんな静かにしている。おどかすと走る。
[C]9℃☞死亡
●結果ー
[A]は温度はほぼ一定で、貝どもしかいないし、特に目立った変化はない。冬になって日光が良く差し込むようになり、ウィローモスがのびのびしている。
[B]は朝と夜は気温と同じくらいだが、昼に日光が差し込むと温度が5℃ほど上がる。エビどもは活発になり、楽しそうだ。
[C]は最悪であった。急激な温度変化(10℃☞25℃☞9℃)のせい(?)で、二疋のエビは死んでしまった。
15℃もの温度の変化には人間でも具合が悪くなるだろう。つらい。
水槽は絶対に60cmくらいあったほうが生き物にはやさしいとおもう。
最近はやりのボトルアクアリウムは素敵に見えるけれでも、植物はともかく動物にとってはとても危険で残酷なものにおもえる。
[B]のエビどもは寒い時、静かにしているのだけど、みんなでかたまっていることが多い。ひとりで暮らすよりも、みんなで暮らすのが好きな生き物なのかとおもう。
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