ローレンツ・アクアリウムの作り方
★機械のお世話にならないで素敵な水槽がつくれないかな?
ローレンツ・アクアリウム(バランスドアクアリウム)とはオーストリアの動物行動学者、(天才!)コンラート・ローレンツ氏が提唱した水槽の中で生態系が保たれ、水換えや人工的な処置(濾過装置やエアレーション)がいらない飼育法である。
☞参考「ソロモンの指環—ローレンツ先生著」
【事前に考えること】
①水槽の大きさ
・僕の家では60cm(イモリ用)と、円形直径20cm(エビ・メダカ用)を使用している
②何を飼うか(しかし水が育つまで用意してはいけない)
・ローレンツ式ではたくさんの生き物を飼うことができないため、飼いたい動物の大きさや、子供がどれだけ増えるかなども考えないといけない
例—うちで問題なしだったメンバー
60cm水槽…イモリ2疋・メダカ10疋前後(イモリに喰われてだんだんと姿を消してしまった…)・貝大(カワニナ・ヒメタニシ)—5疋ほど、小(彼らの子供たち・サカマキガイ)—20疋ほど
20cm円形水槽…レッドチェリーシュリンプ30疋ほど
③繁殖(子供がうまれる)し、増えた時どうするか
いちど飼育下に置いたほぼすべての生き物は自然界に帰すことはできないため自分で管理しなければならない☞川や池に流すと、生態系や環境の汚染となる(病原体、食物連鎖、遺伝子に関する)☞とにかく野生の動物たちの迷惑になるということだ
・条件がいい(22-25度)とエビなどは簡単にいっぱいになる
・条件がいい(22-25度)とエビなどは簡単にいっぱいになる
・貝類は水質が中性、または弱酸性である限りそんなには増えない
例ー1:友達にあげる ※逃がしてはならないことを必ずつたえる
2:他の動物の餌にする(僕は増えたエビはイモリどもの水槽に入れる。だんだんと喰われていく。残酷に見えるがこれが自然風なのだ)
※ここではまだ水を育てる段階なのでまだ生き物を準備してないけない
①水槽
1:60cm水槽(横60×奥行30×高さ36)
2:30cmキューブ水槽(横30×奥行30×高さ30)
・あまり小さいと環境の変化(水温など)がはげしくなるため、人口装置なしのこのやり方ではおすすめできない
・僕はテトラの60cm水槽(横60×奥行30×高さ40)を買ったけれども、重くて持ち上げることができなかった…うちでは水槽を床に置くことにした。いちど水槽世界を創ってしまったらもう動かせないので、30cm水槽は便利かもしれない。
☞「水槽の大きさと水温変化」参照

2:30cmキューブ水槽(横30×奥行30×高さ30)
・あまり小さいと環境の変化(水温など)がはげしくなるため、人口装置なしのこのやり方ではおすすめできない
・僕はテトラの60cm水槽(横60×奥行30×高さ40)を買ったけれども、重くて持ち上げることができなかった…うちでは水槽を床に置くことにした。いちど水槽世界を創ってしまったらもう動かせないので、30cm水槽は便利かもしれない。
☞「水槽の大きさと水温変化」参照
②底土
1:砂利や川砂☞そこいらで拾ってもいいけれど、園芸店でも売っている
2:鹿沼土か赤玉土☞園芸店で売っている栄養の少ない、粒の大きな土
・バクテリアたちの家になる
・掃除をしない水槽をつくるため栄養の多い土をいれると水質が悪化しやすい
1:砂利や川砂☞そこいらで拾ってもいいけれど、園芸店でも売っている
2:鹿沼土か赤玉土☞園芸店で売っている栄養の少ない、粒の大きな土
・バクテリアたちの家になる
・掃除をしない水槽をつくるため栄養の多い土をいれると水質が悪化しやすい
③水草
・理想は近所の川に生息しているもの
・光合成をする緑色のもの、ネットでも買えるが生息地が日本とあまりにも違うもの(南米産とか)はむずかしいかもしれない
☞参照「Who is the fittest?! どの水草がお似合いか?」
・理想は近所の川に生息しているもの
・光合成をする緑色のもの、ネットでも買えるが生息地が日本とあまりにも違うもの(南米産とか)はむずかしいかもしれない
☞参照「Who is the fittest?! どの水草がお似合いか?」
④落ち葉
・公園などで拾える広葉樹☞ケヤキ・コナラ・クヌギ
・イチョウ・モミジ・サクラは分解されにくいためやめておく
⑤水に強い木
・ガジュマルやマングローブ☞結構水に付けても大丈夫
・ベンケイソウやサボテンのような多肉植物☞根が水に浸かりすぎると窒息死してしまう
・ガジュマルやマングローブ☞結構水に付けても大丈夫
・ベンケイソウやサボテンのような多肉植物☞根が水に浸かりすぎると窒息死してしまう
⑥3日間以上汲み置いた水(水道水はカルキが含まれているため汲み置きが必要)か、軟水のミネラルウォーター(日本の名水系)—[B]
⑦近所の池(自然のか、それに近い)(ビオトープ可)で汲み取った水—[A]
⑧水温計(夏に水温が30度を超すと危険)
※[A]の水が非常に重要になる
| 世界ができてからおよそ2カ月の様子 チャゴケまみれです、何かが起こっています |
①水槽を置く
・水槽の置き場所は窓辺の明るい場所がよいが、夏の直射日光で水温が上がりすぎない場所がいい。60cmもの水槽は一度設置したら最後、簡単には動かせないので慎重に決めたい。(外はいけない)
例—僕の水槽は窓(東向き)から60cmほど離れたフローリングの床にある。夏は涼しいが日当りがあまり良くないので植物の生長が遅いのが難点なのだが、水槽(イモリ用)の水が10cm程しかなく、水の量が少ないほど温度変化が激しいのでその位置に設置したのだ。
②水槽に砂とか土を敷き詰める
・5cm程度
・ゼオライトをまぜたけれども何か良く働いたのか?
・5cm程度
・ゼオライトをまぜたけれども何か良く働いたのか?
③水草を植えこむ
・根を土中に押し込む、ピンセットを使うと便利というが僕はうまくできなかった
・水を入れると浮いてくることがあるので石などで抑えるとうまくゆく
・ウィローモスなどは石や枝などに巻き付けて入れる(僕はこれをしなかったのでモスが水中をただようことになった…)
・根を土中に押し込む、ピンセットを使うと便利というが僕はうまくできなかった
・水を入れると浮いてくることがあるので石などで抑えるとうまくゆく
・ウィローモスなどは石や枝などに巻き付けて入れる(僕はこれをしなかったのでモスが水中をただようことになった…)
④落ち葉を敷き詰める
⑤用意した水[B]を水槽に入れる
・縁まで入れすぎないこと(最初は水槽の半分くらいでもいい、うちのはたった10cm)
・縁まで入れすぎないこと(最初は水槽の半分くらいでもいい、うちのはたった10cm)
⑥池の水 [A]を水槽に混ぜる
⑦ガジュマルや多肉植物の根の先だけが水に触れるように置く
例1−水槽上に網を張りその上に植物をのせる
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